yt-dlp とは?公式ソース・導入・FFmpegと基本コマンド
yt-dlp は、対応サイトの動画や音声を扱うオープンソースのコマンドラインツールです。 操作画面のボタンではなく、URL とオプションをコマンドに渡して使います。対応サイトでも、すべての動画を必ず取得できるわけではありません。
自分の動画や保存の許可があるコンテンツで、まず情報の確認から始めましょう。
公式ソースとダウンロード先
公式リポジトリは yt-dlp/yt-dlp です。ソースコード、README、Releases へのリンクを同じ場所で確認できます。「ytdlp ソース」を探している場合も、名前が似た配布サイトではなくこのリポジトリから辿ってください。
導入方法は OS と配布方式によって異なります。公式 README の Installation を確認し、導入後に次を実行します。
yt-dlp --version
まず動画情報と形式を確認する
yt-dlp --simulate "VIDEO_URL"
yt-dlp -F "VIDEO_URL"
VIDEO_URL は実際の対象 URL に置き換えます。URL は引用符で囲み、シェルが & などを別の意味で解釈しないようにします。最初のコマンドはダウンロードせずに処理を確認するため、次は利用可能な形式一覧を調べるための例です。
一覧が出ても、希望する画質・音声・字幕が常に存在するとは限りません。取得可能な形式を見てから選択します。
FFmpeg は何のために必要?
映像と音声が別ストリームで提供される場合、結合や変換には FFmpeg が使われます。yt-dlp 単体でもできる操作はあるので、「FFmpeg がなければ何もできない」という説明は正確ではありません。
インストール後は PATH を確認します。
ffmpeg -version
コマンドが見つからない場合は、yt-dlp の設定を変える前に FFmpeg の配置と実行環境を確認してください。
保存先を決めてからダウンロードする
yt-dlp -P "downloads" --no-playlist "VIDEO_URL"
この例では保存先を指定し、プレイリスト全体を意図せず処理することを避けます。初回は短い動画一本で、保存されたファイルの映像・音声と保存場所を確認してください。
ファイル名を変えたい場合は公式 README の Output Template を読んでから設定します。長いテンプレートを一度に導入するより、必要な項目を少しずつ追加するほうが原因を追いやすくなります。
更新方法は導入方法に合わせる
公式バイナリの自己更新に対応する場合は yt-dlp -U を使えます。pip や OS のパッケージ管理で入れた場合は、それぞれの管理方法で更新してください。別の方法で二重に入れると、古い実行ファイルを呼んでしまうことがあります。
よくあるエラー
| 状況 | 最初に確認すること |
|---|---|
| command not found | 導入先と PATH、実行ファイル名 |
| 映像と音声が分かれる | 形式の選択と FFmpeg の利用可否 |
| URL が途中で切れる | 引用符で URL 全体を囲んでいるか |
| 対応サイトで突然失敗する | バージョンと公式の既知問題、エラー全文 |
| 保存ファイルが見つからない | 現在の作業ディレクトリと保存先設定 |
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