OpenClash を有効にしても接続できないときの DNS 切り分け

AI Router Oct 9, 2026

OpenClash を起動しているのに特定のサービスだけ接続できない場合、DNS は候補の一つです。しかし、ルール設定、IPv6、プロキシノード、時刻ずれ、サービス側の地域制限でも似た症状になります。原因を決めつけず、端末から順番に確認し、変更前の設定を保存して比較できるようにします。

まず症状を分ける

同じネットワークの別端末でも起きるか、すべてのサイトか一部だけかを確認します。ルーターの管理画面で OpenClash が稼働中か、ノードの遅延・接続状態はどうか、関連ログに名前解決やルールのエラーがあるかを見ます。問題の発生時刻と対象ドメインを記録してください。

DNS 経路を確認する

クライアントの DNS 設定、ルーターの DHCP 配布値、OpenClash の DNS モードと上流サーバーを順に確認します。端末がルーターを経由せず別の DNS を使っていないか、IPv6 の DNS が別経路になっていないかを調べます。設定を変えるなら一項目ずつにし、変更後にキャッシュを消して再試験します。

ルールと接続先を切り分ける

対象ドメインがどのルールに一致しているか確認し、誤った直連・プロキシ指定がないか調べます。ログとルール提供元を使い、無関係なルール一括置換は避けましょう。同じノードで他の HTTPS サイトが開けるか比較し、証明書時刻や端末の時計も確認します。

変更を安全に戻す

設定ファイルをバックアップし、少しずつ変更して各結果を記録します。ファームウェアやルールセットを更新する前に互換性を読み、復元手順を用意します。OpenWrt のファイアウォールや LAN を不用意に広く公開しないでください。ログを共有する際は IP、ドメイン、秘密情報を削除します。

DNS だけで説明できないケース

サービス自体の障害、アカウント状態、地域要件、TLS 検査などが原因なら DNS 変更では直りません。特定サービスの利用条件を回避する方法を推奨するものでもありません。OpenClash と OpenWrt のバージョンに対応した公式リポジトリ・ドキュメントを基準に診断してください。

公式資料

公式資料1、公式資料2